平凡なしあわせ

日常のありふれた毎日を綴ります

①カウンセリング娘と共に

 

夜眠れないことで

周りの勧めもあり、精神科を受診する

何が何でも次女を治す…

 

 

今までの経緯、症状など説明

担当医は見るからに冷たそうな感じ

 

こちらの様子をチラリと見て

 

【抗鬱状態ですね、学校はしばらく行けないですね、診断書書きますよ、眠剤出しときます】

 

って

 

なんか、精神科の先生はもっと親切な感じだと思っていた

 

薬を出して、はい終わりって言う診察が2週間に一回

 

何ヶ月かして

【カウンセリングしますか?】

で始まった

 

 

臨床心理士とのカウンセリング

 

次女と臨床心理士の2人だけのカウンセリング

 

 

目標を持ってみましょう

 

今日はどれくらい目標出来たかな?

 

などのカウンセリングだったようだ

 

 

こんなので良くなるのか?

でも以前受けていた、民間のカウンセリングには一回数万円するため通えなかった…

 

 

いろんな症状を診察で説明すると

必ず薬が増えた…

それが10種類にもなった…

 

 

次女も担当医に不信感を抱き

診察日には行かなくなった…

私が次女の代わりに診察を受けた

 

 

膨大な眠剤向精神薬、症状が酷くなった時に飲む頓服…

 

 

薬の管理は次女が自分でしていた

 

それが大きな間違いだった…

 

 

 

ほとんど寝たきりの状態だった次女

携帯だけはいつも手放さずに持っていた…

誰かと常にメール

うれしそうな顔をする時もあれば、いきなり泣き出す時もあった…

 

 

その時も何があったかわからないが

突然自分の部屋を締め切り…心配になってどうしたの?と尋ねるが

『あっちに行って!!』の一点張り

 

しばらくしてから

自室から出てきた次女の左腕は無数の傷…

血が滲み出ていた…

 

次女とわたし、泣きながら次女の左腕の傷を消毒し包帯を巻く…

 

 

そんな日が続いた

 

 

ある日

横になっていた次女

いつもと様子が違う…意識朦朧

次女の横を見ると精神科の大量の薬が散らばってほとんどが空だった…

 

私の見ていない隙に飲んだのだ…

 

次女を起き上がらせ

『どうしたの!!薬全部飲んだん!?どうして!!』

意識がない…

 

 

慌てて119番通報

 

 

 

 

救急車が来て担架に乗せられ

 

 

救急病院へ…

 

 

救急車の中で意識が戻ってきた次女

 

胃の洗浄をして点滴…

 

洗浄をしてもらった先生からは

 

『辛いことあったんか?でもな自分を大事にせなあかんで』

 

と次女に…

 

 

何がこんなに次女をそうさせるのか?

 

お願いだから…お願いだから…

死なないで…と祈っていた