平凡なしあわせ

日常のありふれた毎日を綴ります

②カウンセリング娘と共に

 

ほとんど家から出られなくなった次女

 

私と二人で家に引きこもる…

 

これではダメだ、

どうしても次女を治してあげたい…

 

こんな風になったのも私が全て悪いと自分を責め続けていた…

 

 

やはり以前のカウンセリングを受けたい

あの場所、あのカウンセラーの先生しか治せない…

 

 

しかし金銭面のことだけがネックになっていた

 

 

夫に相談出来ない日々が続き…

 

私の心も限界に近づいていた

 

 

電話相談だけでもお願いしようと

電話をかけ相談に乗っていただく…

 

毎日毎日、暗く辛く不安で、不安で…

カウンセラーの先生の声を聞いただけで大泣きしてしまった私

一回だけでもいいからカウンセリングの予約をお願いする…

 

夫に直接、【カウンセリングをしたい】と言えない私は、自分自身のこと、次女をどうしても治したいこと、長い長いメールを夫に向けて送信した…

 

 

夫からの返信は

『わかった、なんとかしよう』

 

金銭面のことで、絶対に反対されると思っていた私

 

うれしくて、うれしくて…

夫に感謝するしかなかった…

 

 

 

 

 

 

外に出られなくなった次女を連れて

夫の運転する車で1時間以上かけてカウンセラーの先生の自宅までカウンセリングを受けに行った

 

 

対人恐怖症のようになっていた次女はカウンセラーに会うのを嫌がっていた

 

次女の身体を支えながら連れて行った

 

カウンセリングでは

まず次女と話がしたいからと、次女とカウンセラーだけ別室での対面だった

 

次に私が呼ばれ

『次女を抱きしめてあげてください』

と言われ、次女を抱きしめる

 

抱きしめている私達  親子を観察していた

 

その後

娘は別室へ、私とのカウンセリングが始まった

 

今までの次女の経緯や症状を説明

家族構成や家族の年齢、職業など家族構成全てを聞かれた

 

まず最初に

【カウンセリングをするため、私には嘘、偽りなく言ってほしい】と念を押された

 

【子どもが学校に行けないと言う結果には

必ず原因がある】

 

子どもにとって愛情は大切

 

お母さんが1番大事

 

結果が招いた原因を取り除くには時間が必要

 

長い期間  母と子の間違った関係性を正しくするには少しずつしか改善しない

薄皮を剥がすように少しずつしか出来ません

 

焦らないで…

 

必ず良くなります

 

よくカウンセリングで教えてもらった言葉

 

 

 

私は何としてでも娘のため頑張る

 

何としてでも次女を治さなければ…

 

その思いばかりであった…

 

 

自分のことばかりの私

 

目の前の苦しさから逃げたくて

 

同じように苦しんでいた

夫や長女のことなど考えることなんか出来なかった…