平凡なしあわせ

日常のありふれた毎日を綴ります

やさしい手

 

母が突然亡くなったとき…

もう8年くらい前のことです

 

冷たくなった母の手を握り、顔を撫でて

止めどなく涙が出て、娘や夫、兄弟のいる中で

声が抑えられないくらい泣いた…

 

今までの母との確執、葛藤や疎遠いろいろあった中での想いが込み上げてきて…

後悔だったり、悲しみだったりが押し寄せてきて泣きに泣いたんです

 

 

私が周りを気にせずわんわんと泣いてたその時、背中をずっと撫でて摩ってくれてたがありました…

 

 

夫かな?姉かな?と思っていました…

しばらくして、少し落ち着いた私が振り向くと

次女が目を真っ赤にし、泣きながら顔をくしゃくしゃにして…ずっと私の背中を撫でてくれてました…

 

 

 

思いのこもったでした…

 

 

一生懸命に

私を慰めてくれてたんだろうと思います

 

 

当時、次女は不登校から引きこもり、精神的な病で自分のことだけでも大変な状況だったんですが…

 

私の事がすごく心配だったと言ってました

 

 

 ↑↑↑

すみません、いっぱい過去記事貼らせていただきました😅

 

 

 

 

この前の土曜日に次女から突然

エステしてあげるからスタジオまでおいでよ😀ってLINEが来ました

(現在、次女はエステティシャンと他の仕事を兼業しています)

 

 

私はラッキー❣️ありがとう❣️😆

ってな感じで旦那さんにスタジオまで送ってもらいエステをしてもらうことになりました

 

 

フェイシャルとデコルテのエステですが背中のリンパも流してくれたんです

 

全てのエステが終了して

最後に背中をホットタオルで拭いてくれたんですが…

 

 

この時の私に触れる

やさしい手があの時…

母の亡くなった時に慰めてくれたと同じ…

やさしい手だったんです

 

 

なにか不思議な感覚が私の身体に染みわたったんです

 

 

なんだろう…なんだろう

 

 

不思議な温かい波長が届きました

 

 

次女はその昔…不登校リスカ、自殺未遂、引きこもり、精神疾患、家出

などなどいろんな事があり…

 

私は今でも当時を思い出すと苦しくて辛くて 

涙が出てしまいます…

一つ一つ家族で解決しながら…自分自身の愚かな思いや行いを正し…

次女と向き合った日々…

 

 

 

あの時…もし…

次女を突き放していたら…

こんなにやさしい手、波長を受け取る事が出来なかったのではないかと思います

 

 

 

あの苦しかった日々はこうして次女

やさしい手によって慰めてくれたような気がします

 

 

当時、次女が病んでいた時に

お世話になっていたカウンセラーの先生からは

次女ちゃんが治ると、お母さんが次女ちゃんにしてあげた事をお母さんにどんどんお返しをしてくれるようになりますよ

 

っていわれました

 

 

私はそのときは

あまりその意味がわかっていませんでしたが

 

これが…その次女からのお返し

なんだと思いました

 

 

物やお金ではない、もっと重要な

心のこもった思いやりや、やさしい手、波長のお返し

 

身体が軽くなったような爽やかな、素晴らしいお返しです

 

 

 

人の手って優しさにもなり、人を傷つけるものにもなります…

 

 

 

私はこの先

娘たちはもちろん、夫にも、孫たちにも

やさしい手でありたいと思います

 

 

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