平凡なしあわせ

日常のありふれた毎日を綴ります

8050問題に思うこと

 

8050問題

引きこもりの若者が存在していたがこれが長期化すれば親も高齢となり、収入に関してや介護に関してなどの問題が発生するようになる。これは80代の親と50代の子の親子関係での問題であることから「8050問題」と呼ばれるようになった[5]。該当している親子の親には収入がなくなっている状態であり、様々な理由から外部への相談も難しく、親子で社会から孤立した状態に陥っている。

Wikipediaより引用

 

テレビのニュース、ネットニュースなどでよく取り上げられている問題

 

 

この問題について私は感情的に他人事ではない

と思っている

 

 

次女が登校拒否、不登校リスカ、引きこもり、家出、自殺未遂があった頃

 

特に引きこもりの時に

我が娘は一生このままの状態なのではないか?

それは避けたいが…

どうすれば?何をすれば外に出られる?

 

 

そんなことばかり考えていた…

 

 

 

次女の現在はというと

結婚、子育て、仕事もして普通に生活している

 

ここまで来るのには何年もの月日が流れ

親と子の壮絶な戦いもあり、家族が撃沈するかとも思われた日々がありました

 

 

私は家庭内で次女が回復する事が難しいと考え、そして何度も何度も挫折し、真っ暗なトンネルの中でただひたすら次女の回復だけを願っていた

 

けれど待っていても、次女が回復する事はなく

それどころか悪い方向にいってしまうばかりだったんです

 

もちろん、精神科や心療内科の受診もしたし、薬も飲んでいたし、次女本人のカウンセリングもしたが良くなる要素がなかったんです

 

藁にもすがる思いで心理や不登校の本を読み漁り、夫が持って帰ってくれた新聞コラムの切り抜きを見て心に響いた…

 

それが縁でカウンセリングを受けることになりました

 

 

そのカウンセリングを受けなければ

今の次女はなかったし、今の私もないと思っている

 

 

 

何もしなければ、何も始まらないし

 

誰かに相談すれば、いろんな知恵を教えてもらえる

 

凝り固まった自分の思考や育った環境からの自分の性格などを知る良い機会になった

 

 

厳しく育てられると、自分の子どもにも同じように厳しくしてしまう

 

そう同じようにしか育てられない…

同じように育てて問題が起こってしまった

 

これは未熟な私への日々の心の勉強だった

 

 

自分が変われば相手も変わる

自分自身を変える為にカウンセリングしました

 

言うのはその人の自由、するのはその人の自由

相手に気を使い過ぎて何も言えませんでした

 

 

子どもを信じてあげる

自分の子どもを信じてあげることが出来てませんでした

 

 

お母さんしか治すことが出来ないんですよ

母親が子育てには一番大事 子どもは80〜90%の確率で母親の影響を受けると言われました

自分ですごく納得しました

 

 

この言葉は全てカウンセリングで私に対して良く言われた言葉です

 

 

 

 

家庭内で起こった様々なマイナスな事柄は

外部に相談することが難しいかもしれない

 

でも家族間だけでは、マイナスをプラスにすること自体が難しいと思う

少しのアドバイスで好転する場合もあると思います

 

今は専門の相談窓口も増えていると思うので

どうか外部に助けを求めてもいいのではないかと思います

 

 

親が歳を取りいつまでも子どもの面倒は見られません

 

一人で生きて行く術を身に付けさせ、独り立ちさせるのが親の役目ではないかと思います

 

 

当たり前の事ですが、当たり前に出来ていなかった私です

 

 

 

厳しくし過ぎてもダメで、厳しくてもそこに子どもに対する愛情があれば、子どもは育っていくんだと思います

 

 

 

子育ては…親育て…

 

 

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